PTAを廃止するには?できるのか?

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近年、PTAを廃止しようとする学校が増えてきています。

 

そして、実際に廃止にした学校もあるようです。

 

またネットを見ると保護者の多くはPTAを廃止してほしいと思っています。

 

 

では、

PTAを廃止するにはどうすればよいか?

そもそも廃止するべきか?

廃止するとどのようなメリットデメリットがあるのか?

 

このような疑問に

PTA会長経験者の視点からの意見を述べさせてもらいます。

 

 

PTAを廃止するには

 

PTAを廃止するにはまず自分自身が役員になる必要があります。

出来れば、会長が望ましいです。

 

なぜかというと

一般のPTA会員が、声を上げてもなかなか学校側を巻き込んでの大きな力にならないからです。

 

そして「PTAを廃止する」と主張して立候補し

PTA会長に就くとなお良いと思います。

 

 

その後、会議で議題に挙げて話し合いという流れになります。

もちろん一人では話は進まないので

 

役員、一般会員の方々にある程度の根回しを行います。

そしてPTA廃止に向けた「大きな波」を起こす必要があります。

 

 

つまり

「PTAはいらない」という信念を持ち、

PTA会長になり

周囲の保護者を巻き込みながら、

大きな廃止運動にまで高めていく

という流れです。

 

 

このようにPTAを廃止しようと思ったら

 

なかなかの労力とリーダーシップが必要になります。

 

そこまでして廃止にするべきでしょうか?

そもそも論ですが廃止にすべきか考えてみたいと思います。

 

PTAは廃止にするべきか

 

私の見解は廃止にすべきでないと考えます。

 

理由は、

 

  • PTA活動がなくなると教育の質が低下する可能性がある。
  • PTAを廃止すると役所に意見を述べても届きにくい。
  • 廃止しても結局、保護者会が発足する可能性もある。

 

という観点からです。

 

細かく説明すると

 

  •  PTA活動がなくなると教育の質が低下する可能性がある。

学校行事や教育環境は保護者の支援によって成り立っている部分があります。

PTA活動がなくなると、先生だけでは手が回らないことが増え教育環境を悪化させてしまう可能性があります。

それならばできる範囲ですれば良いという意見もよく耳にしますが、思っている以上に何もできなくなってしまうと考えられます。

また、学校と保護者の関係が薄くなってしまいます。もちろん強すぎてもダメですが、薄くなってしまうと双方の信頼関係や良い意味での緊張感がなくなり子どものトラブルの対処に後手後手になってしまうことも考えられます。

 

 

  •  PTAを廃止すると学校や役所に意見を述べても届きにくい。

何か困ったこと、改善してほしいことがあった時に、個人で学校に言うよりPTAとして学校に意見するほうが届きやすいです。

またその意見を学校単位で役所に言うより、PTAに加盟して市町村単位あるいは都道府県単位のPTA連絡協議会で意見したほうが届きやすいです。

 

  •  結局、保護者会が発足する可能性もある。

やっぱり子どもの為にも学校を助ける組織が必要だとなり、学校内のサポートをする保護者会を発足するという場合もあります。

PTAとの違いは、組織内に先生がいないことと学校外の活動はしないということですので、会費もありますし役職もあります。

ただ、学校外の活動はないのでPTAよりは活動は減ります。

保護者会は上記①は解決できますが②は出来ないといったイメージです

 

 

以上の理由から私は廃止にすべきでないと考えています。

 

 

とは言ってもメリットもあるので、メリットについても述べます。

 

廃止のメリットは?

 

最大のメリットはやはりPTA活動に対する保護者の負担がなくなるだと思います。

具体的には

  • さまざまな行事の手伝いや日々の会議などの時間的拘束から解放される
  • 役員決め等、PTAに関する保護者間のトラブルがなくなる
  • PTA会費が必要なくなる。

 

 

 

まとめ

 

PTAを廃止しようと思ったら、大きな労力とリーダーシップが必要になる。

PTAを廃止するデメリットは

 

  • PTA活動がなくなると教育の質が低下する可能性がある。
  • PTAを廃止すると役所に意見を述べても届きにくい。
  • 廃止しても結局、保護者会が発足する可能性もある。

 

反対にメリットは

  • さまざまな行事の手伝いや日々の会議等の時間的拘束から解放される
  • 役員決め等、PTAに関する保護者間のトラブルがなくなる
  • PTA会費が必要なくなる。

 

“PTAは不要だ”という声をよく耳にしますが、廃止したほうが良いとは一概には言えなと思います。

ただ面倒くさいからという理由で否定するにではなく廃止のメリットデメリットをよく考えて結論を出さないと、保護者にとってはメリットがあっても、子どもたちにとってはデメリットしかない可能性もあります。

それらを踏まえて十分に議論して結論を出していくことが大切だと感じます。

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